今年も、リレーの季節がやってきた。
園庭に引かれたトラックでは、毎日毎日、子どもたちが満面の笑みで、
走り続けている。
子どもって、なんであんなに笑って走るんですかね。
先日、お昼を年長さんで食べているとき、
Nくんが、「まみこ先生、走るが勝負しょうや。」と言ってきた。
「おうよ、よし来た!」と応じる。
今年は誰にも負けんで、おそらく、・・・とひとりごちでいると、
横で、ささやく声が。
「本気出しよ。」
その参謀めいた声音は、Nくんの親友Oくんであった。
親友と言えどもライバル。
子どものすてき。