園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2015.10.20

だるまさんが転んだ ・・・年中児

 

森で、子どもたちと「だるまさんが転んだ」をした。

色んな子が入ってくる。

なかには、ルールをいまいちわかってない子も。

 

鬼に近づいて行って、最後タッチしたら、逃げて、

鬼は、「ストップ」って声かけて、

自分の名前の分だけ、ステップして、次の鬼にタッチする。

 

Sくんが鬼になった。

だいたい慣れてくると、「だるまさんが転んだ」と鬼が言ってる間に、

猛ダッシュが始まるので、

「だるまさんが転んだ」ものすごく早口でいうのが、定番になる。

そんななか、Sくんは、実に普通に、

「だぁるぅまぁさんがー、こぉろぉんだ。」

というので、あっという間に、近づかれてタッチされ、

みんなが、ダッシュで逃げる。

それを笑って見ているので、

「ストップっていうが。」と教えると、

笑顔で「ストップ―」という。

「そうそう、

 で、自分の名前を言うが。」

で、なんとか次の鬼にタッチできた。

 

さて二回目に鬼になった時、

またもや、めっちゃ遅い「だぁるぅまぁさぁんー、」が始まったので、

「もっと早口で言わんともう、みんな来てるで、」

というと、

ちゃんと早口ができた!

できるじゃないか。

しかし、ストップを忘れる。

で、ストップを言ったあと、

「たぁむぅら、・・・」と別の子の名前を言い始め、

自分で気づいて、てへっと笑った。

 

Sくんよ。

私は君が大好きだ。

 

Sくんのすてき。