森で、子どもたちと「だるまさんが転んだ」をした。
色んな子が入ってくる。
なかには、ルールをいまいちわかってない子も。
鬼に近づいて行って、最後タッチしたら、逃げて、
鬼は、「ストップ」って声かけて、
自分の名前の分だけ、ステップして、次の鬼にタッチする。
Sくんが鬼になった。
だいたい慣れてくると、「だるまさんが転んだ」と鬼が言ってる間に、
猛ダッシュが始まるので、
「だるまさんが転んだ」をものすごく早口でいうのが、定番になる。
そんななか、Sくんは、実に普通に、
「だぁるぅまぁさんがー、こぉろぉんだ。」
というので、あっという間に、近づかれてタッチされ、
みんなが、ダッシュで逃げる。
それを笑って見ているので、
「ストップっていうが。」と教えると、
笑顔で「ストップ―」という。
「そうそう、
で、自分の名前を言うが。」
で、なんとか次の鬼にタッチできた。
さて二回目に鬼になった時、
またもや、めっちゃ遅い「だぁるぅまぁさぁんー、」が始まったので、
「もっと早口で言わんともう、みんな来てるで、」
というと、
ちゃんと早口ができた!
できるじゃないか。
しかし、ストップを忘れる。
で、ストップを言ったあと、
「たぁむぅら、・・・」と別の子の名前を言い始め、
自分で気づいて、てへっと笑った。
Sくんよ。
私は君が大好きだ。
Sくんのすてき。