園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2015.10.30

怒ったらどうするの? ・・・年中児

 

給食を食べ終わって、のらりくらり子どもと話していると、

Iくんが、「食べたらさっさと片付けなさい」という。

「だって、Iくんといたいんだもん~、」というのだが、

どうしても気が済まないIくんは、

早く片付けろという。

「はいはい、わかりました。

 じゃ、まみこ先生が戻ってくるまでに、君も食べておきなさいよ、

 そのごはん。」

というと、「もう帰ってくるな」と。

 

「えぇ、もう帰ってくるな?

 でも帰ってくる。」

「そしたら、怒る。」

「怒る!

 Iくんて、怒ったらどうするの?」

 

「とんがらす。」

 

「はい?なんて?」

「とんがらす。」

「とんがらす?何を?」

「口をとんがらす。」

 

「口をとんがらす!」

 

あはははは。と私は大笑いした。

それでは終わらんろう、おそらく。

あははは。

でも、きっとお母さんとお約束してんだよね。

もっと怒ったら、「やめなさいっていう」って言ってたIくん。

君はやっぱり、誠実でいい子だね。

 

子どものすてき。