Kくんが、こういった。
「ぼく泥嫌いで。」
ぬ。
お花畑にいるという、このまったく関係ない文脈で、
それも私に、なぜそれを?
と思いながら、
「泥嫌い?それは残念。」
Kくん、そしたら、こんどまみこ先生が、泥エステにご招待するわ。
すんごい、気持ちいいで。」
薄ら笑うK氏。
「Kくん、砂は?砂も嫌いなが?」
ときくと、なんと、
「僕は、どろも、砂も、さら粉も嫌いで。」
といった。
「さら粉も!」
この2歳にして、区別のつきまくりに驚く。
「さら粉が嫌いやったら、どろ好きになるのは難しいわ。
残念やわ~。」
しかし、この話をお父さんにすると、
そっこう、「うそつけ~。」
とのことだった。
そういえば・・・。
どっぷりやん~、いつも~。
最後まで、つかってるじゃん、どろに~。
体験が生む知のかたち。
子どものすてき。