カブトムシの幼虫を育てているはと組。
おやつの後にYちゃんとお世話をしていると、
男の子たちが見に来て、
「わぁ!すごい幼虫が大きくなっちゅう!!」
と大感動。
その声につられて、みんなも見に来て、驚いた。
(園長には、いつもこれがエビチリに見える。)
お世話のために昆虫飼育マットの袋を開けると、
何とも言えない匂いが・・・。
「なんの匂いかなぁ。」と私が言うと、
Tくんが「おっぱいのニオイ。」と言う。
なぜかというと、幼虫はカブトムシの赤ちゃんで、
この土を食べているからとのことだった。
なるほど。
MくんとMくんは、「くさい湿布のニオイ。」といっていて、
まさしくその匂いだったが、
子どもにはいろんな感じ方があるんだなぁと思った。
土に幼虫を戻し、もぞもぞと入っていく様子を見ながら、
「もっともっと大きくなるかなぁ。」と、
期待をよせる子どもたち。
黒い幼虫のうんこを見せて、
「何に似てる?」と尋ねると、
「うさぎのうんこ」という答えが返ってきた。
匂いは全然しないが、直接触るのは嫌な様子。
私が手の平でつぶして見せると、
なかは茶色でサラサラとしているのに、みんなびっくり。
「なんだ、土か。」というSくん。
「ほら、くさくないし、きれいやね。」
とみんなに見せると、
「触らせて!」と子どもたち。
「本当にさらさらで、くさくない。」
と大発見の子どもたちでした。
自然のすてき。