園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2015.12.10

大きくなぁれ ・・・みちこ通信

 

カブトムシの幼虫を育てているはと組。

おやつの後にYちゃんとお世話をしていると、

男の子たちが見に来て、

「わぁ!すごい幼虫が大きくなっちゅう!!」

と大感動。

その声につられて、みんなも見に来て、驚いた。

(園長には、いつもこれがエビチリに見える。)

 

お世話のために昆虫飼育マットの袋を開けると、

何とも言えない匂いが・・・。

 

「なんの匂いかなぁ。」と私が言うと、

Tくんが「おっぱいのニオイ。」と言う。

なぜかというと、幼虫はカブトムシの赤ちゃんで、

この土を食べているからとのことだった。

 

なるほど。

 

MくんとMくんは、「くさい湿布のニオイ。」といっていて、

まさしくその匂いだったが、

子どもにはいろんな感じ方があるんだなぁと思った。

 

土に幼虫を戻し、もぞもぞと入っていく様子を見ながら、

「もっともっと大きくなるかなぁ。」と、

期待をよせる子どもたち。

 

黒い幼虫のうんこを見せて、

「何に似てる?」と尋ねると、

「うさぎのうんこ」という答えが返ってきた。

匂いは全然しないが、直接触るのは嫌な様子。

私が手の平でつぶして見せると、

なかは茶色でサラサラとしているのに、みんなびっくり。

 

「なんだ、土か。」というSくん。

「ほら、くさくないし、きれいやね。」

とみんなに見せると、

「触らせて!」と子どもたち。

 

「本当にさらさらで、くさくない。」

と大発見の子どもたちでした。

 

自然のすてき。