園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2016.02.10

心の花が開いていく ・・・みちこ通信

 

最近、楽しんでいるカルタ取り。

私が読む係になり、Tくん、Mちゃん、Kちゃんら6人でカルタ取りが始まった。

途中から、元気がなくなったMちゃんに、

「どうしたが?」と声をかけると、泣きだした。

抱っこして、「どこか痛い?」と尋ねると、首を振る。

ひょっとして・・・、

「カルタが取れんき?」

と尋ねると、「うん。」とうなづく。

それを聞いていたKちゃんが、自分が持っていたカルタを、

「いっぱいになったき、いいろ。」

と渡した。

そして、まだ泣いているMちゃんの背中を優しくさすっている。

 

いつも一緒にいて、けんかになると一歩も引かない2人なのに。

おもわず、ぎゅっと抱きしめて、

「ありがとう。」

と言っていた。

 

こっくりとうなづいた2人。

それからまた、カルタ取りを楽しみました。

 

つぼみが花開く、この季節。

心の成長の大きさに幸せを感じます。

 

子どものすてき。