園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2016.04.10

さようならの余韻のなかで ・・・みちこ通信

 

卒園式が終わり、ほっとした様子でその余韻を感じながら過ごしていたはと組。

卒園児たちは、「思い出画集」の続きをして遊んでいた。

それぞれが、自分の顔を描いて、名前を書いている。

そして、私にも、名前を書いたから、顔を描いてと言って来る。

描いて渡すと、Nちゃんが「忘れ物があるきー。」と言う。

何をするのかと思うと、

「はい、ほくろ描いたき~。」とおでこにしっかりと黒い丸を描いた。

はは。

周りの子は、「そっくりや~。」と大喜びだった。

 

そのあと、謝恩会でお母さんたちが踊ってくれた「ポニョ」を踊った。

そのとき、年少の時から憧れていたのに、

恥ずかしくて運動会のチアの係りを断念したMちゃんも、一緒になって踊った。

最後の最後で・・・。

よかった。

 

その日の夕方、Tくんが、

「ぼく、心も一緒に卒園したき。」

といって帰っていった。

その言葉を聞いて、胸が熱くなった。

 

心からはと組のすてき。