園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2016.04.10

そして最後に ・・・みちこ通信

 

はと組最後の日に、Kくんが、こう言ってきた。

「先生、どうしようか迷っているが。」

「何を?」

「園長先生に、4年間ありがとうございましたって言うかどうか。」

「 ! 

 大丈夫、言えるよ。」

と励ました。

 

ここからは、エンチョウの私が書こう。

 

はと組に入っていたエンチョウセンセイは、トイレ掃除が終わり、

さよならの挨拶をしようと、Kくんの前にしゃがんだ。

すると、みちこ先生がKくんに目配せし、うなづいてる。

なんだなんだ?

と私の心にはクエスチョンマークが広がった。

そして、Kくんを見る。

彼はこういった。

 

「一年間、ありがとうございました。」

 

私の胸が熱くなった。

みちこ先生の胸も熱くなった。

 

緊張で4年間が1年間になっていたけど、

そんなことはどうでもよく、まとめた思いを表そうとしてくれたことが、

本当に、本当に、嬉しかった。

 

みんなのおやつが終わると、

みんなが食べこぼしたものをそっと集めて捨ててくれていたKくん。

そのやさしさから、Yくんの拠り所となり、加減が分からないために、

かなり辛い思いをしても、Yくんに寄り添ったKくん。

出せない思いをユーモアに変えて乗り越える知性と強さを持つKくん。

 

ありがとう。

 

 

はと組の一年。

一人一人の成長を身近で感じた一年でした。

一年生、がんばってくださいね。

 

また、会いましょう。

みちこより。