新入にて、第3子のYちゃん。
大きなタイヤを自分で運ぶ。
どこか佇まいには、「手を出すな」という雰囲気が漂う。
そして、タイヤは傾き、足が汚れる。
じっと見て、
パンパンと泥をはたいて、
こういった。
「やっぱり、幼稚園やめたらよかった。」
第3子、Yちゃんのすてき。
保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。
毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。
けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。
あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。
きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。
子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。