去年、研修に行った先生の代わりに、年少さんのお昼寝に入った。
布団の中から、ぴょこぴょこと顔が出て、私を見ている。
かわいいなぁ。
それにしても、シワイ子がおるので、
(土佐弁で、「シワイ」とは、シツコイ、言うことをきかん、の前向きな表現。)
ほんの少し低音の怖い声を出すと、
Sちゃんが、「まみこ先生って、女の子?男の子?」と真剣に聞いてきた。
なに。
どうみても、女の子やんと思いながら、
先ほどの声にそんな効果が・・・、と彼女を見ていると、
同じくシワイRくんが、
「まみこ先生は、理事長先生と結婚しちゅうきー、
理事長先生は、男やき、
まみこ先生は、女の人。」
と真面目に推理していう。
そこ?
そこなの?
推理してわかることなの?これ。
どうみても、女やん。
と心で突っ込むが、
Sちゃんは、Rくんの推理に耳を貸さず、
「どっち?まみこ先生。
女の子?男の子?」
と聞いてくる。
とても、普通にそれが知りたそう。
それに、また、Rくんが名推理を施す。
心で笑いながら、
「女の子。」
と答えると、
Sちゃんは、「いっしょなのね。」というふうに、
とても嬉しそうに笑った。
うーむ。
まみこのすてき。