おやつの後の戸外あそび。
思い思いに遊ぶなか、園庭の真ん中に座り込んで、
砂で遊ぶYちゃんとNちゃん。
そのうち、互いに砂を投げ始めた。
む。
離れた場所から、
「砂を投げたら、お友だちの目に入るよ。」
と声をかける。
だが、やめない。
そこで、二人のそばへ歩いていくと、
さーっと逃げていくNちゃん。
しかし、Yちゃんはその場にいる。
そして、砂を握って、
手の平からサラサラと砂を落とし、
私の顔を見て、
「せんせい、さらさらきれいね。」
と笑顔で言った。
まじですか。
(みちこ先生は、こうは言いませんけどね、実際は・・・。)
2歳にして、そのハズシ。
心で驚き感心しながらも、砂を投げないようにと声をかける。
すると、「うん、わかった。」と素直にうなづく二人であった。
そして、山から土を投げている子に、
しっかり「投げたらダメ!」と言っていた。
明日には忘れるであろう、
子どものすてき。