園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2016.06.20

「ごめんね」は受け付けません ・・・年中児

 

私は、Nちゃんのニカッという笑顔が好きである。

今、脳内で写真が撮れるほどである。

このNちゃんは、年少新入のとき、

それもはと組で、まったく、ストレスというものを示さなかった。

こんな子もいるんだな、と心底驚いたお子さんである。

 

さて、NちゃんはHちゃんとお弁当が隣で、

なにかと小さなトラブルを起こしている。

そして、Hちゃんがよく「うえ~ん」とボタンを押したかのように泣く。

 

はい、またHちゃんが泣いています。

なになに?

「ごめんねダメっていうた~。」

「ごめんねダメ?」

「うん~。」

「何それ、Nちゃん。」

 と尋ねると、

Nちゃんが、おかわりをしたときに、

Hちゃんが「まだ残ってるよ。」

と指摘したが、Nちゃんが「残ってない。」と反論し、

それで、「ごめんね。」とHちゃんが言ったという事だった。

 

「あ~、残ってないのに、残ってるっていったから、

 Hちゃんが謝ったけど、

 ごめんねは、受け付けません!ってこと?」

と尋ねると、

 

Nちゃんは、例の笑顔で、

ニカッ

と笑った。

 

かわいいなぁ。

Nちゃんのすてき。