子ども時代というのは、
無駄なことにエネルギーをそそげるものである。
ひたすら、並べて、花の数を数える子どもたち。
タンポポの花、147コ
芍薬の花びら 120枚
そして、アジサイのガク、532コと555コ
並べるだけでも、心折れそうになった、アジサイ。
そのアジサイの、あのきれいなところが、
花ではなく、花を守るガクであると知った時、
そりゃまじですか!
とTくんの瞳孔が開いたそうである。
宝石の好奇心。
子どものすてき。