園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2016.07.20

子どもの気づき ・・・年長児

 

園庭に咲き始めたひまわりを描くAちゃん。

「花ってどうやってかく?」

と、隣にいた私に聞いてくる。

「じゃ、見てみよう。」

と、彼女を抱っこして、ひまわりの花の前に近づける。

彼女は、花を観ながら、

こんなふうに、独り言をつぶやいていった。

 

「う・・・ん、どうやってついてんの?

 あ、裏からか。

 こうやってついてんだ。

 

(茎を触って)

「わぁ、とげとげ。」

 

(ひまわりの花びらを触って、)

「けっこう、固い。」

 

「葉っぱは?

(裏をめくって、)

「あ、裏、こんなんかぁ。」

 

(さわって)

「気持ちいい~。」

 

(花の中を触って)

「ん、このぺとっていうのは?

 花粉か。」

 

お母さんが、関東の方なので、土佐弁ではない。

こんなふうに、子どもは、見て、触って、感じる。

私が黙っている傍らで、こんなにたくさんの気づきがある。

 

子どもにとって、世界は、どうしようもなくおもしろい。

 

子どものすてき。