Rくんが、こう聞いてきた。
「まみこ先生、何歳?」
「ん?」
手で45として見せる。
「え~、うそや。
どうみても21やろう。」
まぁ、なんておりこうなことを言う人かしら。
「ちがうちがう。45。」
「やば。」
やばって何。
子どものすてき。
保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。
毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。
けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。
あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。
きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。
子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。