園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2016.10.10

ラリラリだったけど。 ・・・年長児

 

放送係の話。

 

字がすらすら読めると、案外、その内容を覚えてなかったりして、

そして、他の子よりもたくさん覚えなくちゃならなくて、

後半、苦戦していたLくん。

しかし、練習は常に一回やったら「もうえいです。」

そんな彼に、ある日、個別練習をすることにした。

声も感じも最高にいいが、覚えなくちゃね。

 

「この間の総練習で、困ったろう、緊張して全然思い出せんで。

 本番で、困って止まるのは、誰ですか。

 まみこ先生ですか。

(一応、首を振る。)

 わかったら、職員室に来なさい。

 一緒に練習する。」

という。

 

さて。

来るかな。

 

しばらくして。

おお。

彼は自ら来た!

よし。

というわけで、練習する。

 

途中で案の上、嫌になって笑いだす。

 

次の個人練では、とうとう踊りだした。

踊りながら、放送の内容をラリラリ言う。

 

それでも、

「はい、もう一回!!」

というと、

「えぇーっ」と叫びながら、

 

さらにラリラリ踊った。

 

そして、本番は、バッチシだった。

 

Lくんのすてき。