月に一度、まみこアレンジでお届けしているみちこ通信。
園庭にも、いろんなお花が咲くようになった。
特に、オシロイバナの種取りも楽しんでいる2歳さん。
YちゃんとHちゃんも、花壇のところでダンゴムシを探しているよう。
ところが、近づくとさーっと手を後ろに・・・。
む。
私の顔を見るなり、「なんにもないよ!」というけれども、
その後ろにした手には紫のお花が丸見え。
「手を見せてくれる?」
というと、
Hちゃんが「いやだ!」という。
「そうか、じゃあ、先生が目をつぶっているから、
手を前にしてね。」
というと、すんなりと手を出す二人。
目を開けると、花壇に咲いているお花があった。
「きれいに咲いているお花は取らないでね。」
とお話しているところで、転んだ子がいて、職員室に。
すると、年少のKくんが、
「まみこ先生に、ごめん!て言いに行こう!」
と二人の手を引いていた。
園長先生がお世話している花壇って、知っているんだね、Kくん。
園長が不在だったので、私がお話を聞いて、
職員室に飾りました。
なんとなくほっとした二人。
好奇心のすてき。
<裏話>
園長が、「やまんばである」といううわさは、
つぶやきから5年が経過して定着したが、
お花畑も、そうである。
ところが、はずかしいことに、その5年の間に、
すっかり宿根草や多年草と雑草のお花畑になった。
つねにお元気なクローバー。
侵入するミントとキンミズヒキ。
えーっ、今年もこんなところで咲いてくれたのという百日草や、コスモス。
なぜか、どどーんとひまわり。
他のものに押されて、ちょっとだけ咲いてくれた桔梗 。
そして、はびこりまくりのイヌタデ。
何気にかわいい。
しかし、これは「園長先生のお花畑」と言っていいのかね、
むしろ、雑草ほったらかし畑ではないのかね、と、
このKくんの言葉をきいて、深く反省する園長であった。