園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2016.11.10

適当なやる気 ・・・年長児

 

またまた、少し前の放送係の話。

「緊張」の場数を踏むために、

始まりと終わりの司会を子どもにしてもらう。

中学生と違って、立候補者しかいない。

毎回、「はいはいはいはい」と、取り合いである。

 

この日、Lちゃんが、いち早く私に最初の挨拶がしたいと言ってくる。

「うん、じゃぁ、お願いね。」

というと、

「始まりと終わり両方言いたい。」

というので、

「他の人もいるから、どっちかにして。」

というと、

「じゃあ、

 始め。」

「うん。」

それから、Lちゃんは、男前に、

「ねぇ、誰か終わりの挨拶してくれない?」

と集まってきた友だちにいう。

 

「はい、はい、はい、はい」と手が上がる。

「じゃあ、ジャンケンして。」

仕切る女子。実にハンサム。

 

で、一斉じゃんけん。

グーチョキパーが、どっかにあるので、

決まらない。

そのうち、なんのジャンケンかわからないが、

なんかしているから、

と混じってくるから、人数が増えてさらに決まらない。

お互いに見えない手とかあって、

「はい勝ったー、」と言えば、

「いや、まだで。」

「え~、ぼくさっきからずっと負けてんですけど、」

「はい?」

 

てなわけで、

 

「もう、えいわ、わたし。」

「もうえいわ。」

 

とつぎつぎと離脱者が出始め、

 

最後にSちゃんが残ったのであった。

この適当さ。

 

子どものすてき。