作品展のこと。
年長で「クワガタ」を作ったグループは、非常にすばらしかった。
柊の葉を半分に切って、そのギザギザを足に見立てている。
それにしても、身体の真ん中にボコンボコンと、
ヒマワリの種が入っていたところの塊をちぎったものが置いてあるのは何?
というわけで、後日担任が子どもに聞く。
「これ何?」
「わからん。」
そんなこともあるわね。
子どものすてき。
保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。
毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。
けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。
あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。
きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。
子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。