園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2017.01.10

まいごになっちゃった ・・・みちこ通信

 

冬休み、2歳さんは、園庭を縦横無尽に駆けまわって遊びます。

年中さんや年長さんは、とてもやさしくって、いつも一緒に遊んでくれます。

 

この日、YちゃんとHちゃんは、Sちゃんに三輪車を押してもらいました。

2人は、「おもしろい!」と大喜びで、

交代しながら園庭のはしっこの、

ターザンロープのところまで押してもらい、

それから、ターザンロープで遊びました。

 

気がつくと、Sちゃんは、お友だちに誘われて、

いなくなっていました。

2人だけになったことに気が付つた2人は、

急に心細くなりました。

 

「みちこ先生がいない・・・。」

 

と探して、他の先生に手をつないでもらって、

戻ってきました。

 

私が、「おかえり。」というと、

Hちゃんが、

「まいごになっちゃった。」

と恥ずかしそうに言いました。

 

すると、まわりのお友だちが、

「おかえり。」

「一緒に遊ぼう。」

と、声をかけました。

 

2人は、とてもほっとした表情で、

「入れて。」と言って、

一緒にケーキ作りをして、遊びました。

 

2歳児さんにとっては、広い広い園庭。

「あなたたちにとって・・・。」ってことを、

大人として、とても大切にしたいと思いました。