冬休み、2歳さんは、園庭を縦横無尽に駆けまわって遊びます。
年中さんや年長さんは、とてもやさしくって、いつも一緒に遊んでくれます。
この日、YちゃんとHちゃんは、Sちゃんに三輪車を押してもらいました。
2人は、「おもしろい!」と大喜びで、
交代しながら園庭のはしっこの、
ターザンロープのところまで押してもらい、
それから、ターザンロープで遊びました。
気がつくと、Sちゃんは、お友だちに誘われて、
いなくなっていました。
2人だけになったことに気が付つた2人は、
急に心細くなりました。
「みちこ先生がいない・・・。」
と探して、他の先生に手をつないでもらって、
戻ってきました。
私が、「おかえり。」というと、
Hちゃんが、
「まいごになっちゃった。」
と恥ずかしそうに言いました。
すると、まわりのお友だちが、
「おかえり。」
「一緒に遊ぼう。」
と、声をかけました。
2人は、とてもほっとした表情で、
「入れて。」と言って、
一緒にケーキ作りをして、遊びました。
2歳児さんにとっては、広い広い園庭。
「あなたたちにとって・・・。」ってことを、
大人として、とても大切にしたいと思いました。