「僕は、克服派じゃないの。」
と、下の息子が言い出した。
「僕は、逃げる派やき。」(土佐弁も、時々でる。)
「電車だって、迷子になったから、
もう絶対乗らない。」
(そうねえ。
違うところで降りて、3時間もさまよって帰ってきたもんねぇ。)
「友だちんちだって、遠くのところには絶対いかない。
迷子になったから。」
「トマトだって、ちょびっとで吐いたから、
ぜったい食べない。」
「僕は、逃げる派なの。」
そうすか。
どうすればいいか、皆目わからないことってあるかもしんない。
というか、その気もないのか、彼は。
「克服」の気持ちはどこからやってくるのか!
どうしたら、その勇気とかやる気はでるのか!!
いつか、電車に乗ったり、遠くの友だちの家に行ったり、
トマトを食べる日が、来るのかなぁ。
息子のすてき。