園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2017.01.20

逃げる派だから

 

「僕は、克服派じゃないの。」

と、下の息子が言い出した。

 

「僕は、逃げる派やき。」(土佐弁も、時々でる。)

 

「電車だって、迷子になったから、

 もう絶対乗らない。」

 

(そうねえ。

 違うところで降りて、3時間もさまよって帰ってきたもんねぇ。)

 

「友だちんちだって、遠くのところには絶対いかない。

 迷子になったから。」

 

「トマトだって、ちょびっとで吐いたから、

 ぜったい食べない。」

 

「僕は、逃げる派なの。」

 

そうすか。

どうすればいいか、皆目わからないことってあるかもしんない。

というか、その気もないのか、彼は。

「克服」の気持ちはどこからやってくるのか!

どうしたら、その勇気とかやる気はでるのか!!

 

いつか、電車に乗ったり、遠くの友だちの家に行ったり、

トマトを食べる日が、来るのかなぁ。

 

息子のすてき。