園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2017.02.20

結婚する ・・・年中児

 

そんなSちゃんが、次の日から、私の手を強くつねるようになった。

なんだろう。

次あったときには、手の甲をばんばんと叩き続けた。

どうも、彼女には何か出したい思いがあるのだろう。

 

その後も、抱きついてきて、私の手を思い切りつねり、

そして、叩き、

そこのところで、私に用事ができて離れなければならなくなったとき、

「だめ~。」といいながら、積み木を手に取った時には、

「ひえ~。」と逃げ出す気分だった。

あれは、確実に積み木で私を殴ろうとしていた。

 

さて、先日。

Sちゃんは、私に抱きついてきて、

 

S、まみこ先生と結婚する~。」

 

私、おんなですけんど。

まわりの子も、心でそういったのが、聞こえた。

 

しかし、私は彼女を抱っこしてこういった。

「よし、じゃあ、まみこ先生は、Sちゃんと結婚しよう。」

「やった~。」

 

しかし、なんか違うであろう。

 

Sちゃん、Sちゃんが結婚するときは、

 まみこ先生は、もう65歳のおばあちゃんだから、

 Sちゃんは、まみこ先生みたいな男の人と結婚しよう。」

というと、実にすんなり、

「うん、そうする~。」と答えた。

 

どこまで、本気なのかあなたは。

 

「どこにいるの~?」と聞いてくるので、

(「それは、わからん。」といいたかったが、)

「どこかにいるでしょう。」

というと、

私の二の腕をぷにぷにと揉みはじめ

「ここがぷにぷにしてる人ね~。」

などと言い出し、

(そんな男なのか!と心で突っ込み、

そこは、私の体脂肪率が一番高いところだ!

などと、勝手に思い・・・、)

さらに、その手は私のお腹にまでおよび、

「きゃ~、やめて~。」

とこちょばしっこに相成り申した。

 

おもしろすぎる、Sちゃんのすてき。