園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2017.03.10

トランポリン ・・・年長児

 

ここ数年、森で流行ってきた落とし穴大作戦。

まず、求められたのは、保育者の芸術的なこけ方であった。

 

たとえ、「ここに落ちて」と言われようとも、

穴が丸見えであっても、

浅すぎて、どうこけていいかわからんとしても、

穴の前に不自然な羽が突き刺してあろうとも、

我々は、芸術的にこけてきた。

 

しかし。

それでいいのか。

 

というわけで、特に年長には、

気づかれない穴とはどのようなものか、

さりげなく導いてきたせんせいたちである。

 

そして、工夫し始めた子どもたち。

先日の森でも、落とし穴作りが盛り上がった。

枝をしいて、それらがずれないように石もまわりにおき、

ものすごく試行錯誤して・・・。

えらく弾力性のある落とし穴ができあがった。

つまり、詰めすぎたということである。

 

そういうわけで、こけにきた先生は、

ボヨンボヨンとはねた。

 

そしてある子がいった。

 

「トランポリンみたい。」

 

落とし穴は、トランポリンになった。

 

子どものすてき。