園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2017.03.10

動物になって ・・・年中児

 

落とし穴大作戦と似たところで、びっくり大作戦がある。

なかなかうまく行かず、リベンジ中のつき組のことである。

 

先生が、「どうやって驚かす?」と尋ねると、

動物になって驚かしたいという子どもたち。

たしか、前回もそれで失敗したのではないかね、君たち。

ぞうになって、

 

パオーン。

 

それは、驚かんだろう。

 それで、次に出てきたのが馬で、

 

ひひーん。

 

ひひーんでも驚かん。

 

というわけで、意見が錯綜する。

是非、錯綜してくれたまえ、

 

そして、最後にTちゃんが、「みんなで、わーって、言うのはどう?」

と提案する。

職員室で聞いていた我々は、

「やっと来たか!まともな意見が!」

と思ったが、

なんと子どもも、「それにしよう!」

と、めっちゃまとまったそうである。

 

それでよかったんじゃないか。

 

ところが、先生は、驚かす対象の2歳さんがいるはずなのに、

どうも、声がだんだん遠くなっていったことに不安を覚え、

先に見に行ったら、いなかった。

先生、まっさお。

これだけ、盛り上げたのに。

それで、参観に来ていたお母さんたちが、

「先生、そんなこともあるわよ。」

と、なぐさめてくれた。

 

だが、最後の最後で、なんとか2歳の先生と申し合わせることができた!

演技が始まる。

 

「どうしましょう!

 つき組の子どもたちがいなくなったんです!!」

「それはたいへん!

 おまわりさんを呼ばないと!!」

 

なんて、大さわぎし、

子どもたちが「せーの!」で「わーっ。」と出てくると、

それに、ぶっこけるぐらい驚いてくれた2歳の先生であった。

 

つき組のすてき。