プールにて、ホースを持ったSくん。
振り回す。
と、水が顔にかかる。
フンガ。
と思うが、
「ホースを振り回している」
なんてことを、やめられるか。
それも一人で。
というわけで、振り回す。
と、また水が顔にかかる。
フンガ。
と思うが、やめられるか。
というわけで、
なんとも言えんおもしろい顔で、
ホースを振り回し続けたSくんであった。
苦痛に勝る好奇心。
2歳のすてき。
保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。
毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。
けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。
あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。
きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。
子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。