命のドラマを見るために、
モズクガニとエビが一緒に暮らす水槽。
じっと動かないモズクガニの上で、
エビがくつろぐ。
あなたを殺すかもしれない、
相手の背中の上で、くつろぐ。
不思議。
そして、どちらも無事に海に帰った。
命のすてき。
保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。
毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。
けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。
あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。
きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。
子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。