気の合う2歳のSちゃんとYくんの会話。
「これも、持っていこうか?」
「うん!」
「じゃあ、ケーキも食べたい?」
「うん、食べたい。」
「じゃあ、これも、持っていこうか。」
随分と楽しそう。
「そんなに、ごちそう持って、どうするが?」
と私。
「ピクニックに行くが。」
と嬉しそうな二人。
大型の積木も運んで、
プール横のテラスで、ピクニックが始まった。
テラスには、もう、5人のお友だちがいて、
一緒に遊び始める。
と、おもむろに、Nちゃんが、むっくりくまさんを始めた。
すると他の子どもたちも習って、
自分で眼隠しして、歌を歌い始める。
いつもは、逃げる役の子どもたちが、
今日はくまさんになった。
「くまさんに食べられちゃう~。」
と私がおおげさに逃げると、
このときとばかりに、
私のおしりや足をパクパクと食べて、
「やった!」と大喜びする子どもたち。
何回も何回も繰り返した。
そうして、お昼寝の時間になった。
すると、SちゃんがYくんにこう言った。
「たくさん食べて、おなかもいっぱいになったから、
そろそろ寝ようかね。」
「うん。またしようね!」
親友の2人。
子どものすてき。