園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2018.03.10

全然退屈そうじゃない ・・・2歳児

 

Sくんは、いつも足漕ぎ三輪車に乗っている。

今日は、いったいどんなふうに遊んでいるのか、

気になって、ずっと見ていようとしたが、

何しろ乗り物なのであるから、

他の子の相手をしているうちに、すぐに見失う。

 

しかし、総じて分かったことは、

全然、退屈そうではないということであった。

 

自分の行為の一つ一つに、向かっている姿があって、

彼の時間は、限りなく前に広がっていた。

 

ある時は、チアダンスの真ん中で踊る子たちを見上げており、

ある時は、大型遊具の屋根の下で、

隙間から見える足の形を見て楽しんでいた。

水たまりにできる車輪の後もじっと見ていたりする。

 

2歳の世界は、すべてがあたらしい。

 

子どものすてき。