園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2018.08.30

開けれん ・・・2歳児

 

知らぬ間に私の帽子をぶんどったLくんが、

職員室の奥に立てこもった。

 

「こりゃ、あけなさい。」

「いやだ。」

「あけて。」

「いや~。」

 

どうやって、鍵しめた?

背、届くの、ここ、と思いながら、

 

「よっし。そうかそうか。

じゃぁ、まみこ先生は、みんなとおらんなります~。

知らん人が来ても、気をつけてね~。

ぜったい開けちゃだめよ~。」

 

といって、去るふりをする。

 

「いやだ~。」

 

「あけなさい。」

「あかん~。」

「あかん?開けれんの?

「うん~。」

 

まったく、何をしとるのかね。

どうするつもりやったの。

 

というわけで、スプーンで表からほっそいネジをまわして、開けた。

 

笑顔で出てくるLくん。

 

子どものすてき。

 

ですかね。