てなわけで、本番楽屋裏。
ていうか、楽屋裏って・・・。
すごいですね、若草幼稚園。
県内では森で有名ですが、こんなことまでしてんですよ。
まったく、すごい幼稚園です。
「ドキドキしすぎて、息ができないって人いませんか。」
と聞いてみると、「はい」という子が何人か。
その両手を握ると、カチカチ。
全部カチカチ。
あー、こんなにカチカチになって・・・。
「一緒に、深呼吸して~、」と2回一緒に「す~は~」する。
中には、息の合わない子も。
「一緒にね、」とす~は~すると、身体の力が抜けて柔らかくなっていくのがわかります。
いいね、それでいいよ、
すてき、とってもすてきと繰り返します。
そうして、本番。
すばらしかったね~。
最高だったね~。
最近の私の口癖。
天才や!
きみたちは、天才や!!
歌詞の不安も、担任の先生の臨機応変なメッセージと指揮のおかげで、
安心して歌えました。
最後の瞬間まで、支える手を緩めない。これは、せんせいのすてき。
何より嬉しかったのは、どうも子どもたちは、「快感」を得たらしい、ということでした。
歌うのが気持ちよかったらしい。
これは最高ですね。
「手のひらを太陽に」は、合唱団のママたちと一緒に歌ったのですが、
「聞こえんかった~、聞こえんかったで、まみこ先生の声。ぼくらぁの声しか聞こえんかった。」というようなことを、得意げに何べんも言われ、休み明けのはと組では、園庭で大合唱が生まれたそう。
何か、自分たちの声が重なってよく響いていることを実感したのでしょうね。
私、一生懸命歌ったでござりますけんど。
うれしいな。
そういえば、本番、緊張して地声で響き始めた声が、
まわりの歌声に自然に吸収されていったね。
「歌う」がわかった瞬間だったかな。
よかったね。
子どものすてき。子どもの最高。