園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2021.08.30

誇り ・・・年少児

 

朝は、落ち葉がたくさん落ちている。

続けて早出に入っていて思うことだが、

子どもは働き者で、かしこい。

 

この日、年少のHちゃんは、驚くほど長い時間、

落ち葉掃除に従事していた。

あの長い竹ぼうきを一人で扱い、

一人で、塵取りに落ち葉を入れ、

さらに、かごに入れて、一緒に入ってしまった砂をふるい、

それから、ごみ袋に詰めていた。

 

ひとりで。

 

心から感心しながら、一緒に作業を始める。

45分くらい、経っただろうか。

Hちゃんが、「トイレ行ってくる。」と言って、トイレへ。

その間に、砂場のビニールシートの上に落ちていた落ち葉を、

園庭にふるい落とす。

 

すると、Hちゃんが、戻ってきて、こう言った。

「Hが、おらんで、大変やった?

Hがおらんで、大変やったろう。」

 

彼女は、これを何度も繰り返した。

 

うん。

大変だった。

 

仕事は、子どもに誇りをもたらす。

 

子どものすてき。