朝早いDくん。
毎朝、朝一番に会う私と、1時間半ほど一緒に過ごしている。
そうして、もう1ヶ月経つが、
私が何か緊急で動いて、ふと振り返ると、
「やめて~。急におらんならんとって~。」
という奈落の泣き顔を見せる。
目の前にいるじゃないかと思うが、彼にとっては、予測外なのだろう。
そこで、
「いやいや、Dくんよ。
よく、見よりなさい。そんな、泣かんと。
ちゃんとおるやん。
まみこ先生が何してるか、よく見てなさい。」
と言う。
すると、私が別の子どもの対応をしていて、
「あ、パンツない?ほんなら取りに行かないかん。」
と呟くと、
それを聞いていて、さっと横から、
「一緒に、上に行く。」
と言うようになった。
私の動きが予測できる、このかしこさよ。
ほんまに、2歳児であろうか。
このときから、奈落の泣き顔をすることもなく、
私の言っていることを聞いて動くか、眺めるかするようになった。
他の子どものトイレに私が走っているときも、
泣かずに待っている。
うーむ。
ほんまに、かしこいし、。
何より、頑張ってるんだよね。
「見てるだけ」から、「やってみる」も増えてきた。
あと、もう少しだね。
Dくんのすてき