4歳児で盛り上がっている玉入れ。
中でも、S氏は、100発100中である。
すごい。
それで、それをべた褒めする。
尊敬を込めて。
ところが、
次見た時、彼は、わざとあらぬ方向に玉を投げまくっていた。
「へ~い」ととても楽しそうである。
こら!何をするか!
と怒るも、声は届くまい。
そのうち、空にめがけて投げ始め、
砂が目に入った。
ざまあみろ。
そんなわけで、目が痛いとうずくまる。
そんな彼の手を引き、「何をしてるんや、君は」と、
さんざんに嫌味を浴びせながら、
目を洗う。
そういうわけで、彼はポイントゲッターに戻り、
クラスを勝ちに導いていた。
子どものすてき