衝撃吸収マットが、泥に埋もれているので、
ブラシを使って、こそげ落としていく。
乾燥しきっているので、すばらしいさら粉が削れていくが、
煙もすごい。
すると、Hちゃんが「ブラシに水をつけてやればいいんじゃない?」と言った。
「天才や。
是非、やってみて!」
と答える。
それで、ブラシに水を浸けてやってみると、
「泥だらけになる。」
と水と泥が混じったブラシの先を見せるHちゃん。
「そうか。」
というわけで、ジョウロで濡らして、
すぐにやるとまた泥だらけになるので、
少しかわいてからこそげる、ということにした。
そしてHちゃんは、
「できる仕事、なんでもやる。」といった。
私はとても頼もしく、嬉しく思いながら、
「ありがとう。」と言ったのだった。
子どものすてき