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日々わくわく
子どものすてき
きらりと光る子どもたちの姿をみなさんにお届けします。
2025年1月21日
冒険

年中さんと森へ。

上の道を歩きながら、どんぐりを木に当てて楽しんだり、

シダ飛行機を飛ばしたりして楽しむ。

下へと投げるので、自然と目線は下を向く。

下を見ると、

ちょっと近くに落ちたシダの飛行機を取りたいと思っても、

傾斜がきつすぎて危ないことが分かる。

 

そうして、歩いているうちに、

ある地点で、「下に行けるかもしれん、」

という場所が子どもたちの目に浮き上がってきた。

 

下を眺める子どもたち。

私も、後ろから見て「これは行けるかもしれん、」と思う。

 

すると、子どもたちが、Y先生に「この道行きたい!」と言い出した。

Y先生は、「ここ行ってみる?いいよー。」と答える。

そういうわけで、子どもたちは「行けるかもしれんルート」を下り始めた。

 

すると、思ったよりも傾斜がきつく、その行程は長かった。

子どもたちは、手やお尻も駆使して下った。

怖がる女子が怖がっていたが、助けを求めるほどではなく、

むしろ挑戦的であった。

そしてその粘り強さは、感動的だった。

 

自分たちで決めたルートがもたらす体験の豊かさを感じたY先生は、

次の週も、子どもたちの意見を取り入れて冒険した。

それは、行ったことのない階段を上がっていくことだった。

子どもたちは、神社の参拝気分だったらしい。

なんと、合計で118段もあった。

そして、上がりきった先は草ぼうぼうだった。

そんなわけで、引き返してきたわけだが、

分からない未来に身を投じる、

ワクワクとドキドキを共有した子どもたちだった。

 

森の時間は冒険の時間。

子どもとせんせいのすてき。

 

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