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日々わくわく
子どものすてき
きらりと光る子どもたちの姿をみなさんにお届けします。
2025年2月10日
替え歌 ・・・年長児

年長さんに、「こっち来て。」と呼ばれる。

そして、二人で私の両腕を掴んで、連れて行こうとする。

その先の砂場には、大きな穴が見える。

 

うむ。

落とし穴か。

 

だが、「目をつぶって」というのを忘れたか?

結局、そのまま砂場にたどり着く。

 

「なに、この穴に落ちればいいの?」

と聞くと、

「違う。」と一応言う。

 

だが、結局そこに落ちる、というか引きずられる。

一応、私は抵抗し、

一応、やられた~、という演技をしたが、

妙に盛り上がらない。

そもそも、最初が肝心よね、こういうの。

 

そこで、何故かコンサートが開かれることになる。

R氏が、替え歌を歌う。

どちらかというとR氏にとっては、

こっちの方が大事だったようだ。

4,5人の子どもたちと一緒に、ノリノリで聞く。

 

一曲目は、森のくまさんの替え歌だった。

ある~ひんけつ、もりのなかんち・・・、

というやつである。

この替え歌が以前よりも、

ものすごく進化しているのにびっくりだった。

さらに下品になり、さらに早口が必要である。

よくまぁ、こんなに覚えるなぁと感心する。

ちなみに、周りにいた子も、全員覚えていた。

「どこで覚えるん、そんなの。」と聞くと、

テレビと言っていたが、テレビであるのね。

もっと、地域的伝承物かと思ってた。

 

そして、次の曲は、月曜日に事故かなんかあって友だちが死んで、

水曜日だかに自分も死ぬという替え歌だった。

これは、さすがに承服しかねた。

「それ、きついわ~。

それ無理。」

と答えるが、嬉しそうにまた歌う。

 

そういうわけで、

「まみこ先生さ、ほんとに、みんなの命が大事だから、

死ぬとかいう歌は、やめてくれる?」

というと。

R氏は、素直に「わかった。」といい、

周りの子も、「うん。」とうなづいていた。

 

子どものすてき。

 

 

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