園長ブログ

子どもと咲く花

保育の醍醐味は、なんといっても先生のものです。

毎日がとても新しくて、きらきらしています。その点、園長といえばお花の世話をするか、えらそうにするか…。

けれど、決まったことがない分、ゆったりとここにいて、あの子、この子に出会えます。

あいまいな存在であるからこそ出会えるあの子のすてき、この子のすてき。

きらりと光る子どもたちの姿を心に留めておきたくて、こうしてコラムを書いてみることにしました。

子どものすてきが、どうか、みなさんに届きますように。

2017.06.10

トンボの羽化 

 

今、保育室にはいろんな生き物がいる。

ヤマアカガエルのオタマジャクシや、

カブトムシ、ヤゴ、カタツムリにダンゴムシ・・・。

 

それで、ヤゴの羽化を間近で見ることができた!

映像の早送りとは異なる、現実。

パシパシパシパシとは変わらない、

止まっているのに動いている。

 

そして、巻き戻しできない大事なところを見落とす。

え?いつ羽開いたの??

めちゃ、悔しくなる。

しかし、ぱっと飛んだところは見えた。

あまりに予測不可能だったので、とてもラッキー、

と言う気持ちになったが、

なんと、彼女はガラス戸に2回も激突して落ちた。

 

「な、な、な、なんしゆう!」

 

と言葉をもたないトンボに怒り、

手の平に乗せる。

はやいとこ、下の園庭に連れて行かなくては。

と、また飛びやがり、今度は階段に激突して落ちた。

 

あぁ!

 

急いで園庭に連れていく。

待てないトンボ。

ひょろひょろと飛ぶ。

 

あぁ、もう!大丈夫か!

 

そして、一緒に見ていた子どもたちが追いかける。

相変わらず、トンボはどっかにぶつかって落ちながら、

ひょろひょろと低空飛行をしながら、

なんとか、畑に飛んで行った。

 

「ガラスに何べんも激突してさ~。

 もう、信じれん。

 ちゃんと見なさいっていいたくなるわ。」

 

と私。

 

「もう、トンボ用のヘルメットを用意せないきませんね~。」

 

と、もと教頭。

 

ほんまや。

 

トンボのすてき。