今、保育室にはいろんな生き物がいる。
ヤマアカガエルのオタマジャクシや、
カブトムシ、ヤゴ、カタツムリにダンゴムシ・・・。
それで、ヤゴの羽化を間近で見ることができた!
映像の早送りとは異なる、現実。
パシパシパシパシとは変わらない、
止まっているのに動いている。
そして、巻き戻しできない大事なところを見落とす。
え?いつ羽開いたの??
めちゃ、悔しくなる。
しかし、ぱっと飛んだところは見えた。
あまりに予測不可能だったので、とてもラッキー、
と言う気持ちになったが、
なんと、彼女はガラス戸に2回も激突して落ちた。
「な、な、な、なんしゆう!」
と言葉をもたないトンボに怒り、
手の平に乗せる。
はやいとこ、下の園庭に連れて行かなくては。
と、また飛びやがり、今度は階段に激突して落ちた。
あぁ!
急いで園庭に連れていく。
待てないトンボ。
ひょろひょろと飛ぶ。
あぁ、もう!大丈夫か!
そして、一緒に見ていた子どもたちが追いかける。
相変わらず、トンボはどっかにぶつかって落ちながら、
ひょろひょろと低空飛行をしながら、
なんとか、畑に飛んで行った。
「ガラスに何べんも激突してさ~。
もう、信じれん。
ちゃんと見なさいっていいたくなるわ。」
と私。
「もう、トンボ用のヘルメットを用意せないきませんね~。」
と、もと教頭。
ほんまや。
トンボのすてき。