前日から体調を崩していたMせんせい。(こんなことはめったにないので、すごいこと)次の日の午後から具合が悪くなって、まっさおに。
そのまま倒れるように横になり、しばらくしてから起き上がる。
「お水入れてきますよ。」
「いや~、大丈夫です!自分のことは自分でやりますから!」
と台所へ。
かっこよすぎる・・・。
わたしだったら、ほんと~、もうだめ~、ありがとう~
なのです。
それから、Mせんせい、
大丈夫です。
大丈夫です。
と繰り返す。
いや、ぜんぜん大丈夫じゃない。
しかしながら、Mせんせいは、「大丈夫」を連発しながら家路へと旅立ったのであった。
次の日、ぜったい復活してくるよねって、
心配しながら確信している私がいる。
案の定、いつものとっても爽やかな笑顔で、
「おはようございます!」
と、登場。
やっぱり。
すごすぎなんだなぁ。
同類のTせんせいが、
「いやぁ、わたしたちは前の晩に熱があっても、
当日の朝3時には熱が下がっちゃってんですよね。
そういう、人種なんです。」
うん。
・・・。
そのとおり。(その、朝3時っていう時間設定もすごいけど・・・。)
で、M先生に大丈夫だったか話をきくと、
「送ってもらわなくてよかったです~。
もう、何回も吐きながら帰ったから、人の車を汚さないで済んでよかった。」
はい?
それどういうこと?
「え?
Mせんせい、運転してたんでしょ?
どうやって?」
「え?
片手でビニール袋持って・・・。
いや、止まりましたよ、止まりました。」
はい?
そんなアホな・・・。
それじゃ、帰るまでに何分かかったんだ!
「みなさん。」と、エンチョウセンセイ。
「こんど、こんなことがあったら、ぜったいタクシー呼ぶから、
よろしくお願いします。」
みんな、黙ってうなづきます。
「もちろん是非そうしましょう、でも、実現しないかもね、」っていう沈黙のうなづき。
「大丈夫です」に押されるよね。
いつもごめんね。
若草にスーパーウーマン。
せんせいのすてき。