長らく手つかずだった場所を片付けると、
ちょっと珍しいカードゲームが出てきた。
どんなんか、やってみましょうよ、
ということで、先生たち4人でやってみた。
カードは4枚で1グループになっており、
その4枚を、相手の手札から集めていくというゲームである。
自分が欲しいカードを、名指しで指定して聞いていく。
例えば、「のぞみ先生、黄色(グループ)のバナナ下さい。」とか。
言われてそのカードがあった人は、必ず、出さなければならない。
これはつまり、順番に名指ししていけば、
誰が持ってるかわかるじゃん。
というわけで、私は、黄色のバナナをゲットするために、
順番に名前を呼んでいった。
「みつき先生、黄色のバナナ下さい。」
「ないです。」
ほほう。
次の回、
「あやか先生、黄色のバナナ下さい。」
「ないです。」
ふふ。
てことは、のぞみ先生やな。
「のぞみ先生。
黄色のバナナ下さい。」
「・・・、ありません!」
「なにっ。
そんなはずはない!!」
と自分のカードを見ると、
ちゃんと自分が持っていた。
2回損したやん。
アホなマミコのすてき。