園長ブログ

せんせいのすてき

若草幼稚園は最高の幼稚園。

なぜかというと、20代から70代まですべての世代にまたがって、先生がいるからです。

若さもすてき、年寄り最高。

幼稚園の先生と言えば、「子どもたちが帰ったら何してるんですか?」 、これが何十年も変わらない質問です。

これに対して、いつも、「う、」 と黙ってしまう私たち。だって、いっぱいありすぎて、一言では言えません。

子どもを心からかわいいと思い、踏ん張り頑張る先生たちのすてきを綴ってみます。

2020.12.20

まごころ

 

新人の園内研修をした。

思えば、随分と子どもたちにきちんとしたまなざしが届くようになった。

だが、一人だけ、きちんと届いていない子がいた。

保育後にそれは、誰かわかるかと尋ねる。

 

すると、しばらく考えたあげく、

ちゃんとその子の名前が出てきた。

 

そこで、彼女がその子に応対した場面で、

実は、その子は、先生に気づいてもらうまでに、

6回も間近で先生の名前を呼んでいたことを告げた。

そして、そこまで求めてくれることは、

ありがたいことであり、

あきらめられたら終わりだと話す。

 

彼女は驚き、そして正直に、

自分がどうしていいかわかっていないと、

話をした。

 

さて、それから何日か後のこと、

その子が、何かで泣いていた。

すると先生は、その子をぎゅっと抱きしめて、

「~だったんだね。」とお話ししていた。

 

その子からは、先生のお顔は見えなかったが、

その顔には、

「先生が、ちゃんと受け止めるからね。

あなたのこと、とっても大事に思ってるからね。」

という、心いっぱいの表情が浮かんでいた。

 

その気持ちは、きっとその子に伝わるでしょう。

どんなテクニックやスキルにも勝るまごころを見て、

心があったかくなった。

 

新人のすてき。