園長ブログ

せんせいのすてき

若草幼稚園は最高の幼稚園。

なぜかというと、20代から70代まですべての世代にまたがって、先生がいるからです。

若さもすてき、年寄り最高。

幼稚園の先生と言えば、「子どもたちが帰ったら何してるんですか?」 、これが何十年も変わらない質問です。

これに対して、いつも、「う、」 と黙ってしまう私たち。だって、いっぱいありすぎて、一言では言えません。

子どもを心からかわいいと思い、踏ん張り頑張る先生たちのすてきを綴ってみます。

2021.01.30

イノシシに対抗して

 

半ば餌付けされてしまった若いイノシシが、

呑気に昼間出てくるようになってしまい、

厳戒態勢をとっている若草幼稚園。

 

保護者の方も、いろいろと考えて下さり、

本当に、心強い思いをしている。

 

そんななか、Kちゃんのお母さんが、

こんな思いつきを話してくれた。

 

「先生、メリケンサックがいいと思って。」

 

メリケンサック・・・。

あの、メリケンサック。

 

「あれで、がん!と。

イノシシだけじゃなくて、子ども守るのにもいいと思って。」

 

ほぉ。

だが、それができるかどうか。

むしろ自分の腕の骨が折れるんじゃ・・・。

と考えていると、

 

「だけど、だんながそれだと捕まるぞって。」

「あぁ。ははは。

銃刀法違反みたいな感じで。」

「そう!

それで、N先生にも話したら、

お母さん、私たちも笛とか持ってるから大丈夫ですよ!

って、言ってもらって。」

「ははは。」

「それで、家で笛とか探しよったんやけど、

これしかなくて・・・。」

 

と取り出してくれたのが、

100均的ハーモニカ的笛であった。

 

吹いてみると、

大変メルヘンな「ファ~~」

という音がした。

 

驚くというより、なごむね。

 

「これで、ファ~~っていったら、

ぞう組がどこにいるかわかる!」

 

と、唯一無二の笛の音に聞きほれたわけであった。

 

お母さんのすてき。