園長ブログ

せんせいのすてき

若草幼稚園は最高の幼稚園。

なぜかというと、20代から70代まですべての世代にまたがって、先生がいるからです。

若さもすてき、年寄り最高。

幼稚園の先生と言えば、「子どもたちが帰ったら何してるんですか?」 、これが何十年も変わらない質問です。

これに対して、いつも、「う、」 と黙ってしまう私たち。だって、いっぱいありすぎて、一言では言えません。

子どもを心からかわいいと思い、踏ん張り頑張る先生たちのすてきを綴ってみます。

2021.04.10

若さを使う

 

息子が東京に旅立つことになった。

それは、そんなに晴れ晴れしいことでもなかったから、

彼は、自転車で東京に行くことにした。

 

ほんまに?

 

山道でパンクとかしたら・・・、

とか、いろいろ考えると、とても心配だったが、

毎日毎日懲りずにケンカを繰り返していると、

私の心配事は、むしろ、ざまぁみやがれ、

という、考えるだけで愉快なものに変わっていった。

 

とはいえ、歯ブラシとか湿布とか、傷パッドとか、

いろいろ準備はしてみた。

 

ところが、結局ホテルに泊まったから歯ブラシはいらなかったし、

湿布を貼ると汗でぐしょぐしょになって、

すごく気持ち悪かったし、

お母さんが用意したもので役に立つものは、

何一つない!

と断固たる口調でわめいていた。

 

ただ、携帯用トイレットペーパーは、

花粉症で、すぐにティッシュがなくなったから、

役に立ったらしい。

「トレットペーパーとしては、使ってないけどな!」

と、得意げな注釈を忘れなかった。

 

ちなみに、出発の日は、ちゃんと早起きして、

サンドイッチとおむすびを作り、

前の日に剥いてもらった文旦を準備していたのだが、

見事に全部忘れていった。

 

そんなわけで、よかったのは最初の2日くらいで、

あとの4日間は苦行でしかなかったらしい旅を終えて、

彼は無事東京に着き、一人暮らしを始めている。

 

若さを100%謳歌し、

はちきれんばかりのエネルギーで、

生きているところが、

彼の良さである。

 

息子のすてき。