次に、見る視点。
言葉遣い。
態度がだるい上にぞんざいさが感じられる言葉遣いは、
子どもへの甘えがあり、
公的な存在であるプロとしての意識に欠けます。
(あえて、ざっくばらん。というときもありますが、
日常ではありません。)
特に、全体に語りかけている場面、
同じ遊び手というよりは、
「せんせい」として語る必要があるとき、
どんな話し方をしているか、是非、着目してみて下さい。
そして、言葉遣いから広げたところの、応答性。
子どもがよく先生に語りかけているかどうか、
「見て見て。」と言っているかどうか。
そして、それに対して、先生が丁寧に答えているかどうか。
ここも、大事です。
「先生は、私を見ててくれている。」と思えていたら、
「見て見て」という働きかけは、俄然多くなります。
そして、先生が子どもの発信を大切に思っていたら、
対応は丁寧になります。
実は、そうやって発信してくることが苦手な子どもに、
どれだけアンテナを貼り、気遣っているかが、
プロかそうでないかの違いなのですが、
そこは、外から見ただけでは、
ちょっとわかりづらいかもしれません。
是非、言葉遣い(を包む態度)と応答性、
見てみてください。
せんせいのすてき。