静岡や富山の保育園で、幼児虐待と言う痛ましい事件が起き、
絶対的弱者である子どもだからか、速やかな刑事事件となった。
それによって、全国における保育現場の実情が暴かれつつある。
配置基準を見直すべきという運動も起こり、大賛成である。
問題の所在を考えるに、3つあるだろうか。
1つ目は、免許を渡すべきではない人間に、渡していること。
2つ目は、そんな保育者の卵を雇わざるを得ない現場がたくさんあるということ。
3つ目は、保育者になってはいけない人の欠点が深まる現場環境があるということ。
すなわち、対応する能力を超えた現実があるこということ。
したがって、この業界の離職率は半端ない。
この解決策は何か。
給料と配置基準ですかね。
多くの学校現場をまわっている知人がこう言っていた。
「小学校以上の校長先生は、割りとみんなまとも。
だけど、保育の経営者や園長には、・・・がいる。
けっこう。
何故なんだろう。」
「・・・がいる」か。
重い言葉だなぁ。
何故だろう。
痛ましい事件から、社会が変わりますように。
お母さん、お父さんの目が、変わりますように。