昨日、卒園式を無事終えることができた。
二人ずつ、証書をもらいに壇上に立ち、そこで夢を語る。
緊張のあまり、忘れてしまう子が3人ほどいそうである。
そこで、証書をもらいにいく道すがら、
助っ人の先生に、ぼそっとつぶやいてもらうことにした。
その先生は、その子たちの夢をメモで書いておく。
さて本番、先生はその子に、前もって「わからなかったら聞いてね。」
と声をかけておいた。
すると、突如不安がおしよせたかのように、
ザッと振り向いて、
「なんやったっけ?」とささやくT氏。
サッと先生がそばに行って、つぶやく。
また、ザッと目で訴えてくる。
サッと答える。
そして、三回目、ざっと目で訴えてきたので、
急いで近づいて次の言葉を言うと、
「わかっちゅうきかまん!」
と言った。
ははは。
それでも、安心だったね。
緊張で泡立つ心を抑え、
予想を超えて、落ち着いて臨んだ背景には、
こんなことがあった。
せんせいのすてき。