断崖絶壁のクラスの、
子どもたちが相談し合うシーンで、
合図の音がたいこ。
どうも、子どもが気づかない。
から、次のセリフが出てこない。
ティロティロティローン
みたいな、よくクイズ番組に出てくる効果音がいいんじゃないかと提案する。
すると、ある先生が「なんかパソコンに入ってないでしょうか。」
とPCを開き始める。
「あ、そういえば、だんながピコピコーンっていうやつ持ってた気がする。」
と、別の先生がご家族に電話してくれる。
どちらも残念な結果に。
「あのハンドベルはどう?
Yせんせい、あれやったら、どうできる?」
「えーと、ミドミド~で、できると思います。」
「携帯でないかな~。」とある先生。
さっそく、調べ始めてくれる。
「あ、チャラチャラッチャラ~ンっていうのは?」
「あぁ!ちょうどあります!忍玉乱太郎のCD。」
おぉ~!
って、これは、違うやん。
チャラチャラッチャラ~ンは、ドラえもんや。
じゃあ、やっぱり、
「ミドミド~やって、ハンドベルでやってみて。」
といっているのに・・・、
トーンチャイムのところに飛んでいく担任。
そこに、音楽の得意な二人の先生が後を追う。
「だから、ハンドベルやって!ハンドベル!」
といっても、全然聞いていない。
そして、めっちゃフワリ~ンとした
音が聞こえてくる。
「それじゃ、ピコーンってひらめかんって、もや~んとしてるやん。」
と突っ込むが、全然、聞いてない。
Yせんせいが嬉しそうに、
「これ、どうでしょう」と、ミドミド~と鳴らして見せる。
(ん、悪くはないが、
音的に柔らかいの究極だからね、トーンチャイムは。)
「やっぱり、ハンドベルやろ~。
もや~んてさ~。
はい、ハンドベル!」
ってことで、ハンドベルをもって帰ってくる担任。
ラファラファ~。
ん?なんか変。
ちょいと練習。
ん~。どっちがいいのかね~。
トーンチャイムとハンドベル。
トーンチャイムも、きりっとやればそれなり。
最後にモヤ~ンてなるけど。
「ハンドベルの方が安心します。」と担任。
じゃ、ハンドベルね。
ってことでハンドベルになりました。
それにしても、自分のことのように、みんなが心を砕くすてき。
せんせいのすてき。