「園長先生、見てください。」って持ってきた先生の記録に、
かわいいかわいい、K君の姿が写っていました。
若草幼稚園は、とてもお手紙や文書の内容に厳しく・・・、
その昔は、全部書き直しという事もよくあり・・・、
そうなる前に、聞いた方が早いという対応策もでき・・・,
最近は直すことがほとんどない・・・。
しかしともかく、先生たちはとてもとても悩み、頭を使って、文章を考えます。
先生は、私にその映像を見せながら、こう言いました。
「昨日、文章書きながら、5回もこれを見ました。
行き詰まったら、これを見て、また書いて、またこれを見て、
5回も見てしまいました。
もう、本当に、かわいくって。(このことが)すごく、嬉しかったです。」
それは、年中さんの作品で、Kくんが、土絵の具の絵に、自分で木の実を装飾するたびに、
「わ。」と両手をあげてニコッと笑う姿でした。
それは、ほんとうに、ぱっとお花が咲いたみたいでした。
いろんなことが、難しいKくんですが、
「できた」のお花が顔にぱっと咲いて、
せんせいを幸せにしてくれました。
子どもの喜びが、心底嬉しい。
せんせいのすてき。