園長ブログ

せんせいのすてき

若草幼稚園は最高の幼稚園。

なぜかというと、20代から70代まですべての世代にまたがって、先生がいるからです。

若さもすてき、年寄り最高。

幼稚園の先生と言えば、「子どもたちが帰ったら何してるんですか?」 、これが何十年も変わらない質問です。

これに対して、いつも、「う、」 と黙ってしまう私たち。だって、いっぱいありすぎて、一言では言えません。

子どもを心からかわいいと思い、踏ん張り頑張る先生たちのすてきを綴ってみます。

2015.05.20

地球外生物

 

すくすくの森にて瀕死の地球外生物発見!

なんだこれば!

クモでもない、テントウムシでもない・・・。

直径3センチほどのそら豆そっくりの地球外生物。

 

そこで、中身がみたくなったドウモト園長。

 

「中身が見たい。」

 

「えーっ!」という声が上がるなか、

「私もです。」と即答のK先生。

 

「中身は、きっと、たらこのようなものに違いない。」

「血が出てきたりして。」

「いや、血は出んだろう。」

「たらこよ、たらこ。」

 

というわけで、

「オペ。」ということになる。

いつの間にか、さっと白い手袋が用意された。

表情と裏腹に反応が早いS先生。

 

向こうからは、メスならぬ、剪定ばさみがM先生の両手に乗せられている。

ほんまに、手術の雰囲気になってきた。

私はすっかりそのつもりであったが、

剪定ばさみでは、ムニョンとなっちゃうということで、

カッターが用意された。

 

「なんかの上で、やりたいね。」

というと、プラスチックのトレイが用意される。

「そ、そんな、でこぼこのところで切れんがな。」

というと、別のものが用意される。

「それは深すぎ。」

「じゃあ、これは?」

とキンキラキンのトレイが出されると、

すかさず、「それはもったいない。」とN先生。

廃材に負ける地球外生物。

そして、黒いちょうどよいトレイ、もとい手術台が用意された。

下に、段ボールも敷く。

 

「では、行きます。」

といって、両手に手袋をはめるが、

「んー、なんかで押さえたいな。」というと、

「マチ針でいきましょう。」とK先生がすかさず、2本持ってくる。

 

この若い人たちの反応のよさよ。

マジで笑える。

 

なんか、こんなになってくると、流石に緊張する執刀医ドウモト。

待ち針で刺し、(うぉー。)

スコンと切る。

か、固い。

 

で、何が出てきたと思いますか。

みなさん。

 

最初に出てきたのは、白いどろっとした体液。

その次に出てきたのは・・・。

 

血でした。

ドロドロの。

 

たらこではなくドロドロの血。

それ以外なし。

 

さすが、血を吸う生物だけあって、

血か。中身は。

触ってたまるかという雰囲気になってくる。

 

これは、どこにでもいる生き物が、

満杯まで血を吸って大きくなったものであった。

うーむ。

至極納得であったが、

居そうなところは、草を刈ろうという話になった。

 

あぁ。

血でした。

地球外生物の中味は。

 

終わり。