実習生にしてみれば、ドキドキの4週間が終わった。
保育の難しさがどんどんと身に染みてきて、
まったくわからなくなった。
心は、決定権を失って、漂う。
そこは、0地点。
でも、「わからないこと」は、少しも悪いことではない。
そこには、希望が潜んでいる。
自分のやり方では通じない世界があるとわかること、
それは、新しい世界への扉が開いているということだ。
私も実は今、0地点にいる。
さっぱりわかんない。
わかんないから、動けない。
気持だけは、すごくある。
きっと、物事は常に動いているのだから、
希望さえ失わなければ、
「わからない」が生んだ余地に、
新しい何かが入ってくるのだと、思っている。
それを、しっかり、抱きとめられるといいな。
0地点は、希望の地点。
せんせいのすてき。