物事には、いろんな終わり方がある。
明日は、生活発表会!と、どきどきしながら寝て、
朝が来て、順番のひとつ前が来て、本番が来て、あっという間に、終わる。
そんな、終わり。
予定があると、終わりもわかりやすいね。
終わりの余韻は、次回につながる。
一方、人とのかかわりは、実に多彩。
終わりを、自分では決められないところがあって、
緩やかに始まり、緩やかに終わる終わりに注目している。
意気投合があり、ズレがあり、環境の変化があり、
いろんなタイミングに導かれて、緩やかに、静かに、終わること。
それは、懐中電灯が電池切れで消えるときの光のように、
だんだん弱くなって、細くなって、最後はふっと消えて終わる。
線香花火の最後に光の玉が落ちて、ジュッという音と共に終わるって感じもあるね。
いろんな終わりを経験して、
心は平たんになっていく。
人のすてき。